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アダルトチルドレンの特徴

アダルトチルドレンは境界性パーソナリティ障害（BPD）と似通った所があります。


アダルトチルドレンと聞いたら、子供がそのまま成長した大人と思えますが、
家庭環境によって子供時代に子供らしく過ごせず育った大人のことです。


過干渉、過剰な期待や、過保護、精神的虐待、無視等。

本来子供は一人の人間として愛され尊重されて成長するものですが、
親に突き放されたり、私有化や、存在無視等、
一人の人間として尊重されずに子供時代を過ごしてきて大人になった人のことです。

このような家族のことを機能不全家族と言います。

アダルトチルドレンの特徴としては、慢性的な見捨てられ不安があります。


親に見捨てられることを恐れ育った、
親から愛情を得られなかった結果でしょう。
それは子供を自分の都合のいいように愛した結果です。


子は親に虐待されても、それが親の愛だと思い込んでしまいます。

親に自分を合わせるのは、見捨てられないためには
生きていくにはどんな環境でも合せるしかないのです。

自分の人生なのに、自分の人生でないような生き方…


自分が自分を信頼することの大切さ。

「自己信頼感」

自分を信頼出来ないということは、
他人も信頼できないということになります。


自己信頼感があるからこそ、自分の感情を表現することを恐れないで、
人生を切り開いていけるのだと思います。

アダルトチルドレンとは、家庭環境により自己信頼感を得られなかった人達です。




【カウンセリング後の感謝の声】


40代女性　Mさんの感謝の声


わたしは機能不全家庭で育ったため、親から愛されてないと思い今まで
自分に自信が持てないで生きてきました。


親から愛されてないと感じていても、今生きてるということは、
愛されていたからこそ生きてられるのだと気づきがありました。

母親の庇護を受けられない子は生きていけない。
暴力や放置で死んでることでしょう。


最近そんな事件が多いですよね。


もし本当に一欠けらの愛情も無かったとしたら、
やはり今生きてはいないのでしょうね。


わたしは今たしかに生きている。

たとえ一欠けらの愛情でも、人は生きられるんですね。


どんな酷い親だって、育てられ成長できたのはたしかなのだから、
一欠けらでも愛されたのだなと思い出すことで癒されました。






親から一度でも愛されたという記憶が戻れば、
それが心の癒しにつながっていきます。

優しい言葉も、人によかれの厳しい言葉も、成長のために必要な事だったんだなと、
前向きに受け止められるようになれたら、心が癒されていきます。



親に愛されなかったと嘆いているあなたに送る言葉

過去を振り返ると今までどうして五体満足に生きてこられたのだろう。

なぜ今の自分があるのだろう。


親に対して不満のある人は多いことでしょう。
虐待、依存等、考えてみれば完璧なんて存在しないのじゃないだろうか。


不完全だからこそ人間は努力するのではないのだろうか。

愛する人を、守りたい人が居たら、より努力する気もちが深まる。

完璧ではなくても、その不完全な親が試行錯誤して、
一生懸命育ててきたからこそ自分が存在するのではないだろうか。


自分を育ててくれた存在、親兄弟、友達。
虐待を受けて育った人も、そういういい思い出もあったんだなと、
なにか気づけるかもしれない。


仲が悪かったようでも、親と和やかに話した事もあるかもしれない。
親から自分の失敗談を話してもらった事がある等、
そんな一つでも良い思い出を思い出すことが、心の癒しに…


完璧な親ではなかったけど、今思えば精一杯の愛情を見せてくれたんだなと思える。
自分の思い通りには愛してくれなかったけど、こんな良いところもあったのだと気づく。


そんな思い出を、一つ二つと思い出し、あの頃の思い出が蘇ることによって、
自分の中の（過去の小さな子供)が癒されていく。


酷い仕打ちを受けた記憶。

長年一緒に暮らしてきて、一度くらいは親に愛された記憶、
親と打ち解けた記憶が誰にでも一つくらいはあるはず。


その自分の分身、小さな子を癒してやることで自分自身が救われる。


自分の分身を成長させてやることができたら、
心が開放され、救われてもっとよくなる。

成長できてない状態こそが、なにかに縛られ依存から抜けられないでいる自分。
自分は親に育ててもらった。

次は自分の成長できてない、小さな子を育ててあげる番です。



パーソナリティ障害Ｑ＆Ａ

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